一人ひとりの子どもに担当の保育士がいるということです。
0~2歳児クラスの子ども達は自分の要求を言葉で表現する事がまだ難しいので、毎日決まった保育士が関わる事で、「今日の体調はどうかな?」「食欲は?」「今○○がしたいのかな?」と子どもの気持ちに
寄り添え、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。
毎日接する中で、保育士との信頼関係もできてきます。
安心して保育園で過ごせるように、保育園が「第2のおうち」となるように家庭的な雰囲気を目指して
保護者の方と連携をとりながら保育しています。
どんなことも子どもに話しかけてから
「おむつ替えようね」「鼻水出ているから拭こうね」など行為と一緒に言葉もかけ、子どもと共感しながら進めていきます。
遊びはクラス担任みんなで見ます
生活の場(食事 排泄 睡眠 着替え)は担当保育士が行いますが、遊びの場はクラス全体で見ていきます。
生活に必要な行為の意味がわかり、自分の判断で見通しを持った行動が取れるよう、一人一人にあった働きかけをしながら見守ります。
農園での畑作りで季節の野菜を育て収穫を経験し、年齢に応じた調理保育を楽しみながら食材に興味を持ち、自然との関わりを感じながら食事への関心を育てます。
自由遊びと課題活動をしています。自由遊びでは、一人一人の発達にあったおもちゃを自分で選んで遊べるように設定しています。遊びを通して友達と関わることも、1人で自分の好きな遊びをすることも大切にしています。課題活動では、子ども達が経験したことを楽しく深めていけるように、色々な角度から物を見て、思考できるよう取り組んでいます。
わらべ歌、文学、描画、制作を課題活動で計画しています。お話を聞いて感じたことを劇遊びで表現する、体験したこと絵に描くなど、子ども達の感じたことを大切にして、色々な方法で表現する機会をつくっています。(デカルコマニーで形との出会い、にじみ絵で色との出会い、経験画など)
どの行事も「子どもが主役」になれるように、また自然との関わりや伝統的な行事、人との関わりを持った行事を大切に考えています。