• 一人ひとりの子どもに担当の保育士がいるということです。

    0~2歳児クラスの子ども達は自分の要求を言葉で表現する事がまだ難しいので、毎日決まった保育士が関わる事で、「今日の体調はどうかな?」「食欲は?」「今○○がしたいのかな?」と子どもの気持ちに
    寄り添え、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。
    毎日接する中で、保育士との信頼関係もできてきます。
    安心して保育園で過ごせるように、保育園が「第2のおうち」となるように家庭的な雰囲気を目指して
    保護者の方と連携をとりながら保育しています。

    どんなことも子どもに話しかけてから

    「おむつ替えようね」「鼻水出ているから拭こうね」など行為と一緒に言葉もかけ、子どもと共感しながら進めていきます。

    遊びはクラス担任みんなで見ます

    生活の場(食事 排泄 睡眠 着替え)は担当保育士が行いますが、遊びの場はクラス全体で見ていきます。

  • 異年齢保育の中で、年齢にとらわれず、一人ひとりの子どもたちがお互いを認め合い、
    助け合いながら、自分にできる事を存分に発揮して仲間関係を作っていきます。
    幼児期の遊びは、就学してからの学習に影響していきます。
    より多くの学びを与えてくれる自然と触れ、五感(見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わう)を使って、
    子ども達の好奇心を育てていきます。
    身の回りを知ることは、自分を知ることにもつながります。
    「これは何なのだろう?」「もっと知りたい!」という子どもの思いを保育の中でも深めていきます。
    感動や驚きや発見、そして成功体験を子ども達が多く経験できるよう計画を持って保育をしています。
    幼児は遊びから多くのことを学んでいることから、自由遊びの時間も大切にしています。
    異年齢保育は、様々な学年がいることで遊びや人間関係か豊かになります。
    年長の遊びに憧れを持ち「やってみたい」と自ら挑戦する姿が多くみられたり、
    自分の好きな遊びをすることで、遊びの中で友達との関わりが生まれます。
    仲間の理解、協力、社会性、言葉でのコミュニケーション、
    そして遊びを通して指先の動きや色々な技術、数や図形なども自然と学んでいます。
    「体づくり」も幼児期はとても大切です。
    体の動きの発達は、思考する頭も心も一緒に育てます。
    日常生活の着脱、ボタンや紐を結ぶ、鉛筆やハサミ、箸を持つ時の指先の動き、
    言葉の発声の仕方や食べ方など体の末端の動きは、かけっこしたり、登ったりくぐったり、
    手足や体をたくさん動かすことで発達していきます。

    生活に必要な行為の意味がわかり、自分の判断で見通しを持った行動が取れるよう、一人一人にあった働きかけをしながら見守ります。

    農園での畑作りで季節の野菜を育て収穫を経験し、年齢に応じた調理保育を楽しみながら食材に興味を持ち、自然との関わりを感じながら食事への関心を育てます。

    自由遊びと課題活動をしています。自由遊びでは、一人一人の発達にあったおもちゃを自分で選んで遊べるように設定しています。遊びを通して友達と関わることも、1人で自分の好きな遊びをすることも大切にしています。課題活動では、子ども達が経験したことを楽しく深めていけるように、色々な角度から物を見て、思考できるよう取り組んでいます。

    わらべ歌、文学、描画、制作を課題活動で計画しています。お話を聞いて感じたことを劇遊びで表現する、体験したこと絵に描くなど、子ども達の感じたことを大切にして、色々な方法で表現する機会をつくっています。(デカルコマニーで形との出会い、にじみ絵で色との出会い、経験画など)

    どの行事も「子どもが主役」になれるように、また自然との関わりや伝統的な行事、人との関わりを持った行事を大切に考えています。